カードをなくさないための、ちいさな補助具
手先の細かい動きが苦手な方のために、支援員さんがカードに伸びる落下防止ストラップ(コイルストラップ)を貼り付け。つけたまま決済端末に差し込めた。シールやテプラ、チェーン付きケースなど、現場で生まれた紛失対策をまとめて紹介。

カードを手に持つ、財布から出す、しまう。私たちが何気なくしている動作も、手先の細かい動きが苦手な方にとっては不安の種になります。
あるグループホームの支援員さんは、ひとつの工夫を思いつきました。財布にとりつける伸ばせるタイプのホルダー。そのシートをカードにテープで貼り付けたのです。指を通しておけば、落としにくい。しかも、ホルダーをつけたまま決済端末に差し込めることも分かり、この形で進めることになりました。
紛失対策は、ほかの施設でもそれぞれに工夫されています。カードに目立つシールを貼る。裏面にテプラで名前を貼る。車椅子を使う方の場合は、チェーンやバネのついたカードケースで体や車椅子とつないでおく。
現金なら「落としたら終わり」でしたが、カードは管理画面からすぐに止めることができますし、再発行したらチャージしたお金は引き継いで使えます。それでも、なくさないに越したことはありません。現場で生まれたちいさな工夫は、ほかの施設にとっても大きなヒントになります。
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