「そのボタン、届かないんです」——車椅子の高さから見えたカード決済
車椅子を使う方が多いグループホームで、お試し用のカードを使った買い物練習。カードは自分で差し込めるのに、決済端末の「カード払い」ボタンに手が届かない。店員さんの一押しで解決し、慣れが必要なのはご本人より付き添う側だと分かった回。
Column
KAERU のスタッフが導入した施設やご家族のもとで聞いてきた話を、 CX 担当の須崎 芽久がまとめてお届けします。カードを使い始めた現場の工夫や、ちょっとした困りごとの話です。
車椅子を使う方が多いグループホームで、お試し用のカードを使った買い物練習。カードは自分で差し込めるのに、決済端末の「カード払い」ボタンに手が届かない。店員さんの一押しで解決し、慣れが必要なのはご本人より付き添う側だと分かった回。

手先の細かい動きが苦手な方のために、支援員さんがカードに伸びる落下防止ストラップ(コイルストラップ)を貼り付け。つけたまま決済端末に差し込めた。シールやテプラ、チェーン付きケースなど、現場で生まれた紛失対策をまとめて紹介。
暗証番号をカードに書くのは防犯上避けたい。けれど覚えておくのは難しい。名刺サイズのカードに施設のFAX番号として紛れ込ませる、桁を足したダミー番号にする、ヘルプカードを添えるなど、現場の知恵を紹介。
導入準備中のグループホームで、支援員さんが口にした「かっこよくないと使わない」「プレミア感が大事」という言葉。機能の説明より、はじめてカードを使う体験をどうつくるか。ほかのホームで効いた工夫を紹介。
3つの金庫と2冊の出納帳、毎晩2名での突き合わせ。ATMで4万円を下ろすのに5回の操作。導入前のヒアリングで見えた、施設の現金管理の実態を紹介。
移動支援の外出は、曜日ベース・隔週・月1回とバラバラ。決まった周期でお金を入れる設定より、日付を指定してチャージする「予約チャージ」が合うと分かった回。曜日ごとの設定や、現金で残す部分の切り分けも紹介。
成年後見人は家庭裁判所への報告が必要。カードにしたら、その資料はどうなるの?という不安に、施設の管理画面から出せる月次サマリーのPDFで備える話。
導入前にご家族へお知らせを送ったら、最初に届いた質問は「この会社は信頼できるのか」。月額を払う理由、記入の手間を減らす工夫など、ご家族の不安に向き合った準備の話。