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KAERU

金庫3つ、出納帳2冊——施設の現金管理のリアル

3つの金庫と2冊の出納帳、毎晩2名での突き合わせ。ATMで4万円を下ろすのに5回の操作。導入前のヒアリングで見えた、施設の現金管理の実態を紹介。

KAERU Biz を導入いただく前には、いまの金銭管理のやり方をじっくり伺います。ある障害福祉施設でのヒアリングは、私たちにとっても驚きの連続でした。

その施設には、金庫が3つあります。大きな買い物に備えた管理者用の金庫には、多いときで数百万円近い現金。土日や夜間の衣類などの買い物に使う、主任以上が開けられる事務所の金庫。そして自動販売機やコンビニでのちょっとした買い物用に、支援員なら誰でも開けられる5,000円の金庫。これが一定額を切ったら、事務所の金庫から補充します。

出納帳は2冊、レシートを貼るファイルも2冊。毎晩2名で残金と出納帳を突き合わせ、確認した2人の名前を書き込みます。自販機のジュース1本でも、現金の持ち出しと確認が発生します。

別のグループホームでは、千円札が欲しいので、ATMの引き出し上限を1回9,000円としているため、4万円を下ろすのに5回の操作が必要だと伺いました。ご本人には毎日1,000円ずつ手渡すので千円札が欠かせず、お釣りは毎日回収して小さな袋で小銭を管理しているそうです。

どちらの施設も「現金をゼロにするのは難しい」と話します。病院や一部のお店、お祭りの屋台など、現金が残る場面はあります。それでも、8〜9割がカードになれば負担は大きく変わる。私たちも、そこを現実的なゴールとして一緒に準備を進めています。

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